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ウィーン国立歌劇場でオペラ観劇

旅行
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ウィーン国立歌劇場でオペラ観劇

初めてのウィーン旅行の目的

初めてオーストリアに行きました。

目的は、

ウィーンの国立歌劇場でオペラ観劇すること!

時期は、11月です。

この時期のウィーンは、夏の音楽祭も終わり、年末のクリスマスや年末コンサートなどのイベントはまだ先。

比較的空いており、旅費も高騰しない時期に当たっていました。

イベント目的でない場合は、狙い目の時期です。。

ウィーンでは本場の真冬前ですが、日本の感覚なら真冬くらい寒いと聞き、(実際その通り)ダウンジャケットなど、厚手の服装を準備していきました。

ウィーン国立歌劇場で観劇する方法

私が実際に行った手順です。

チケット付きツアーを探す

オーストリア行き旅行では、ウィーン国立歌劇場での鑑賞がスケジュールに盛り込まれたツアーもわりとあります。

初めての鑑賞ならツアー中に行くのが安心です。

探すと、JTBが一番豊富にありましたJTB

ウィーンは芸術の街ですから、オペラ座鑑賞以外にも、シェーンブルグ宮殿コンサート協会のコンサートなど、観光用のものが附帯しているツアー、多くあります。

観光客用のコンサートでも、じゅうぶん満足のいく内容と、評判が良いので、検討に入れても良いと思います。

ただ私はどうしても、

ウィーンの国立歌劇場でオペラ観劇する!

とこだわりがあったので、ウィーンの国立歌劇場観劇を探したのですが、行ける日のツアーにありませんでした。

行けるツアーになかった場合

次に考えたのは、ウィーン旅行はツアーで行き、ツアー中の自由行動日に自分で行くこと。

いくつか候補のツアーの中から、自由行動日の日に開催される演目を国立歌劇場の公式HP、クルトゥラルで確認します。

クルトゥラルは、国立歌劇場で開催される公演チケットも買えるHPです。

オペラ以外に、バレエや音楽コンサートも開催しています。

演目ででなく、日指定で選ぶことになるので、演目は選べませんが、運良く指定の日にオペラが開催されていました。

2カ月先の講演日なので、まだまたチケットに空きはありました!

自由行動日に開催されていたのは、

オペラ「Rusalka」(ルサルカ)。

ドヴォルザーク作曲の、美しい耽美なソプラノアリア「月に寄せる歌」があるこのオペラで私はとても満足!

指定の日に気に入った講演がなければ、観たい講演日に自由行動日があるツアーを探してみたら良いと思います。

国立歌劇場チケットを買う

ウィーン国立歌劇場入口

クルトゥラルという公式のチケット販売HPがあるので、日本にいるうちに購入しておきます。

ウィーンオペラ座のチケットの手配方法は、

  • オペラ座公式のチケット販売ページ(Curtulal)でWEB購入する
  • チケット手配業者に購入依頼する

主にこの二つ。

公式チケット販売HPは日本語のページが用意されています。

日本のチケットをHPで購入する手順と、ほぼ同じで、案内に沿って進むだけ。

席も選ぶことができるし、簡単に買うことが可能です。(ただし、支払いはクレジットカードのみ)

チケットの受取は、事前に郵送してもらうか、当日劇場で受け取るか、これも申し込み時に選択します。

チケットの販売状況

発売状況は、通常の公演なら、発売日初日に買わなくてもたいてい空きがあります。

公演1カ月前くらいまでなら、まだ良い席も残っている感じです。

入手困難チケットなら発売日初日(2カ月前)に買うか、予約しておく(事前予約も公式HPで可能)などの対策は必要でしょう。

特に、人気公演の良い席が欲しい場合は、チケット手配業者に依頼した方が無難だと思います。

私の観る「Rusalka」は、歴史ある有名なオペラですが、空きが沢山あり、公演前日にやっと完売になったくらいですが、

ドン・ジョバンニや蝶々夫人の公演は、早々に完売になっていました。

国立歌劇場チケットは委託販売も可能

最初に選んだのは、1階平土間の、中央列のど真ん中くらいの席。

音響効果や見やすさについては、やはり1階席が一番良いはずと思ったのです。

が、考え直して、日本ではあまりないボックス席で見たくなり、2階ボックス席に買いなおしました。

一度購入して公演日に行けなくなったような場合も、公式HPに、委託販売できるページがそなわっています。

委託販売のページで、最初に買った1階平戸前席のチケットを委託販売手配しました。

※公演日の前日にやっと売れ、売れるまでかなり心配でした。買い直しはしないに越したことはありません

ウィーン国立歌劇場で観るのに穴場的ホテル

私が宿泊したのは、

ホテル アム コンツェルトハウスというホテル。

ホテルから主要駅の地下鉄Karlsplat駅までは徒歩7分です。

最寄りの地下鉄Stadtpark駅までは徒歩5分で、人気観光名所のベルヴェデーレ宮殿にも近く、国立歌劇場やシュテファン寺院にも徒歩5分くらいでいけます。

地下鉄の駅に近くても、地下鉄に乗ることはありませんでした、国立歌劇場まで歩いてすぐ行けるのです。

一人用でもコンパクトで芸術的なお部屋

ホテル アム コンツェルトハウスは、ホテルの各部屋にクリムトのゴージャスな絵がかかっているのが特典。ホテル全体も、お部屋も、アールヌーボー調で芸術的な雰囲気です。

名前のとおりKonzerthausとは至近距離にあり、ここのコンサートに行くなら一番でしょう。

コンサートをしない時期はかなり空いているような、ウィーン中心地区の観光には近く、穴場。おすすめです。

ホテル アム コンツェルトハウスや国立歌劇場近くの宿泊ホテルは、こちらから確認できます↓

観劇当日、オペラ座への行き方、帰り方

昼間のcafe oper

公演チケットは、当日受け取りにしました。

オペラ座横にあるカウンターで、引き換え券を提示して当日発券してもらいます。

オペラ座付近には路面電車が通っており、これに乗って行くことができますが、

ウィーンは日本と同じくらい治安も良く、オペラ座に近いホテルなら徒歩で周辺を観光しつつ行ってもじゅうぶん。

昼間ならまず、特に危険なことはありません。

なので、行きは徒歩で行って全く問題ありません。

心配なのは公演が終わる夜22時くらいからの、帰り道です。

色々調べたり聞いたりしたところ、ホテルまでは路面電車に乗るほどの距離もなく、徒歩10分くらい。

夜22時くらいなら、みんな歩いて帰っているとのこと。

治安が良いと言っても言語の不安な海外でのこと、心配だったのですが…..※たいていの海外の国では、夜22時に一人歩きはすべきじゃありません

結論から言えば、夜22時に公演が終わった後は、徒歩10分先のホテルまで徒歩で帰りました!

徒歩で帰って全く問題ありませんでした(*゚ェ゚*)

観光地なのでひとけもまだあり、(裏の路地に入ったとしても不穏な気配は全く感じない)安全に帰ることができました。

周囲を見ると、同じ公演の帰りで歩いて帰っている現地の人ばかりでした。

路面電車に乗るほどの距離ではないので、皆さん歩きで済ませているようでした。

海外で夜22時に一人で徒歩で帰ることができるなんて、ウィーンくらいではないでしょうか( ᵕᴗᵕ )*

こんなところもウィーンで感銘をおぼえたことの一つです。

国立歌劇場の一番の見どころ

夜のcafe oper
ウィーン国立歌劇場で観劇して一番感銘を受けたこと

公演される催しものはもちろんですが、それは国立歌劇場の建物の素晴らしさ。

中に入ってもまた豪華な内装や装飾、記念物、この中で観劇できる幸せ感(*´ ꒳ `*)

国立歌劇場は、フランツ・ヨーゼフ1世の治世に行われた、城壁の撤去とリング通りの建設を中心としたウィーン都市大改造計画の一環として造られた、ネオルネサンス様式の建築物だということ。

1869年に完成した当初は、ギリシャ風、ゴシック風、ルネッサンス風とどれもこれもとりいれたありふれたリバイバル建築、などと酷評されたとか・・・

実際目の前にすると、酷評など考えられません。これだけ素晴らしければ。

外観も内装も、見どころある建物なので、ガイドツアーも行われていました。今回は行きませんでしたが、オペラ座内をひととおり説明付きで案内してくれます。

Noodle with Ham Vennese Style ハムとパスタ風を炒めた料理 ウィーンでよく見かける

昼間訪れても素敵な外観ですが、夜になるとほのかにライトアップされ幻想的。

さらに豪華で素敵になります。併設されているカフェ、「cafe oper」もとても素敵なお店。すぐ隣で便利なうえ、ウィーンの雰囲気があります。

メニューの軽食も、食事に少し多いくらいの量で、飲み物やウィーンの伝統的なメニューも、それほど高くない値段であります。

オペラ座のすぐとなりなので、混んでいるかと思いきや、そうでもありません。

さらに、オペラ座内の公演が放映されているので、見ながら食事もできます。

国立歌劇場の公演前の食事の場所に迷ったら、ここでも外さないと思います。

一人で英語でのメニューの注文も、アプリで勉強していったので、全く通じてくれますし、問題ありません。

わからない単語があれば、POCKETALK(ポケトーク) で翻訳すれば、すぐわかります。

オペラ観劇の感想

2階ボックス席も良かった

2階ボックス席から見たウィーン国立歌劇場内

オペラ座への服装は、一番多いのはワンピースやジャケットのきれいめなスタイル。

人によって本当に様々なスタイルなので、スニーカー👟を履くようなことがなければ、特別に畏った服装にする必要は、とりあえずありません。

旅行者ならしわになりにくい素材の簡易なワンピースで、スカーフ🧕やジャケットで装うくらいで浮かないと思います。

観光客も多いので、このスタイルの人は多めです。

ドレスをうまく持っていけるなら、その方がよりベストではあると思います、

舞台の合間に、劇場内のティールームでシャンパンを飲んだり談笑したりするなら、やはり気分が盛り上がります。

映画に出てくるような2階~3階席のボックス席、バルコニーも素敵。

ボックス席ごとにある コート荷物が置ける

今回は座ったことのないボックス席にしてみましたが、2階のボックス席ならステージに近く問題なく見やすいです。

ただ、1列目以降は前の人が至近にあるので、やはり見づらくなります。

クロークがわりにコートをかけたり大きめのバッグを置いたりできる場所が各ボックス席備わっています。

オペラ Rusalka パンフレットより

オペラ「Rusalka」は元々チェコ語のものらしいですが、座席ごとに舞台の映像が映るモニターが取り付けられているので内容は追えます。

話の内容も衣装も、昔上演された映像などみると古典的だったので、

古典的を期待してたのですが、今回は現代風にアレンジしシンプルにした演出のよう。

話の内容は、人魚姫🧜‍♀️の話と似ています。

しかし、建物の美しさを堪能しすぎたせいか公演中は必死に眠気と戦った記憶の方が強かった…..

幕間の休憩時間は優雅なティールームで

2階ボックス席のdoorも歴史を感じる

劇場内は階段の敷物、天井、てすり、お部屋ももちろん、細かいところまで手抜きのないような、美しい豪華な装飾のあるつくりです。歩いているだけでも気分があがります。

ウィーン旅行で、国立歌劇場の観劇にこだわって、本当に良かった。・:*:・(*´ー`*)

一人行動するときの食事の注文、買い物など、自分の英語で通じたし、本当に良い思い出になりました✧

英会話をもっと上達させようと、学習意欲もまた上がりました✧❝ཻ͋≀ˍ ̗❝ཻ͋˶

公演終了後(22時くらい)は、ホテル アム コンツェルトハウスまで徒歩10分かからないくらい。気持ちよく帰りました。

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